斉藤家(古民家)
移築当時、ニュースで紹介されてその存在を知ってはいたのですが、この度念願かなってお邪魔する機会に恵まれました。まずは、梁、柱の太さに圧倒されます。くぎを1本も使わず梁と貫を巧みに組み合わせた小屋組み。今では、珍しい手の込んだ建具と古民家ならではの風情。
この住宅は1902年(明治35年)ごろ鹿部町大謀網の親方(盛田家)が建てた漁家が起源で、2003年に所有者が引越し、いったん取り壊しが決まったが、現家主が『鹿部町の最古の建物で保存状態もよく、次の世代に残したい』と買取り、2006年5月に噴火湾と駒ケ岳が一望できる森町の現場所へと移築。国の登録有形文化財にも指定されている。
古民家は、現家主が生活の場として家であり見学施設ではありませんのでご了承下さい。
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