toggle

森バイナリー発電所

森バイナリー発電所 森バイナリーパワー合同会社 森発電所 地熱発電

森バイナリー発電所は、カーボンニュートラルの実現に貢献

北海道で最初の地熱発電所として1982年に運転を開始し、長年にわたり安定したクリーンな電気をつくり続けてきた北海道電力㈱森地熱発電所は、地下から噴出した蒸気と熱水の混じった地熱流体から、蒸気を取り出して発電しています。熱水の一部は地元・濁川地区の農業用ハウスの暖房用熱源として利用していますが、残りの熱エネルギーは利用せずに、そのまま地中へ戻していました。
2023年11月より稼働した森バイナリー発電所は、その未利用だった熱水の熱エネルギーで水よりも沸点の低い「熱媒体」を蒸発させ、その蒸気でタービン・発電機を回して発電する「バイナリーサイクル」方式の発電所です。
純国産グリーンエネルギーである地熱発電による電気を安定的に届けることで、カーボンニュートラルの実現に貢献していきます。

発電の仕組み

  1. 北海道電力㈱森発電所の蒸気生産設備から地下の地熱貯留槽に戻していた熱水の一部を森バイナリー発電所の熱交換器に供給し、水より沸点の低い液体(熱媒体)を温めて蒸気を作ります。
  2. 発生した蒸気の力でタービン・発電機を回し、発電します。
  3. タービン・発電機を回した後の蒸気は、空冷式の凝縮器で冷やされことで液体に戻り、ポンプで熱変換器に送られ再び温められます。

純国産のクリーンエネルギー

  • 年間発電量 1,000万kWh 約4,000世帯分 (1世帯あたりの使用量を230kWh/月で計算)
  • 石油削減量 2,500kL ドラム缶約12,500本分 (200lのドラム缶で換算)
  • CO2削減量 3,700t 森林面積 東京ドーム90個分 (林野庁 スギ人工林の年間CO2吸収量約8.8t/ヘクタールにて計算)

事業会社 森バイナリーパワー合同会社
森バイナリー発電所
所在地
〒049-2462 北海道茅部郡森町濁川108-1
北海道電力株式会社森発電所内
TEL(01374)7-3377

森駅から車で20分


タグ: , ,
関連記事
error: Content is protected !!