森町稲荷神社
鎮座300年の歴史と伝統をを迎えた神社。明治9年10月に郷社となり、間もなく神社の移転改築が決定。明治17年に拝殿、翌年に本殿が現在地に新築される。現在の社殿は神明造りと呼ばれる建築様式。伊勢に鎮座する神宮(通称:伊勢神宮)の様式が唯一神明造りと呼ばれておりこれに倣って全国へ広まった建築様式となります。唯一神明造り≠神明造り、です。
夏の祭りinもり
夏のまつりinもり 境内に祭り屋台が出店し沢山の方で賑わいます。
宮司に聞く森町稲荷神社の歴史
鎮座300年を迎えて数年となる森稲荷神社の歴史ですが、歴史専門の方々に協力をいただきましたが細部まで調査することは出来ませんでした。北海道が元々国土ではなく蝦夷地だったことや、資料や映像を残せる時代ではなかったことが原因です。判明していることは、鎮座が正徳元年頃ではないか、ということのみ。最初は、祠として現在地よりも海側に祀られていましたが、正徳元年とした場合、1711年に現在地へ鎮座したこととなります。実は、その時に鎧が出土しました。これは多くの方から証言があるのですが、肝心の鎧が誰がどのような経緯でという詳細は不明です。
所在地
北海道茅部郡森町字御幸町19
森駅から車で3分
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