森町が発祥の地 濁川温泉熱利用園芸ハウス

温泉熱利用園芸ハウス 森町が発祥の地
森町濁川では、昭和45年の稲作転換特別対策事業に端を発し、温泉熱(自然湧出泉、掘削泉)を利用したハウス野菜栽培を開始し、幾多の試行錯誤の後、北海道内における野菜の一大生産地としての地位を確立するに至っております。

森町濁川地区には、約70本の泉源があり31戸の農家が650棟(180,000㎡)以上の園芸ハウスによりトマト、キュウリ、各葉菜、花卉類等を周年栽培している。
園芸ハウスに温泉熱を利用したのは、北海道において森町が発祥の地です。

温泉熱利用園芸ハウス
森地熱発電所の立地に伴い、地熱発電用蒸気に随伴する副次熱水の利用を図るため、地下へ還元する熱水の一部(120℃)を熱交換器に導き、真水と熱交換することで出来る温水(65℃)を園芸ハウス施設に供給している。


地熱水利用園芸ハウス内には、温水が循環するパイプが敷かれており、温度管理され周年栽培されている。



森町の基幹作物 トマト
温泉熱利用園芸ハウスで生産されるトマトは森町の作物別販売額で1位を占めるに至っており、森町の基幹作物となっている。
関連ページ
北海道電力株式会社 森地熱発電所
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